タレントになりたいと、原宿の竹下通りを何往復もしている。
でも私は歯並びがとっても悪い。
口を開けると八重歯が出ている。
前歯がちょっぴり出ている。
下の歯がガタガタ。
こんな私はスカウトされるんでしょうか?
こんな悩みを抱えている場合ですが心配ありません。
実際のところスカウトする段階では、歯並びの良し悪しは選考の基準にはなっていないのです。
芸能事務所のスカウトマンが見てるとこはどこ?
朝から晩まで竹下通りの店前に立っていたり、ディズニーランドのゲート前で座り込んでいる大人っていますよね。
それってほぼ間違いなく芸能事務所のスカウトマンです。
彼らは朝から日が暮れるまでそこにいて、目をタカのように光らせて未来のスターのスカウト活動をしています。
そんな彼らはどこを見てスカウトしているのでしょうか?
①目を見てスカウトしている。
目は口ほどにものを言うと言う諺がありますけど、まさにタレントスカウトもこれ。
やっぱりね、目が光ってるというか特徴がある人はタレントに向いてるんですよね。
他の言い方で言うと目力ですね。
よくアニメとか漫画とかでもあるじゃないですか。目がキラーンと光る人。
こういうところを芸能事務所のスカウトマンは見てるんですね。
逆に言うと、メガネをかけてる場合は問題ありませんが、サングラスをかけている場合は、ほぼ100%スカウトされる事はないでしょう。
だって目が見えないんですから。
②全体のスタイル・シルエット
芸能事務所スカウトマンって役者やモデルのスカウトをしているわけです。
間違っても芸人さんのスカウトをしてるわけではありません。
まぁ、外見だけじゃあトークができるとか面白い話ができるなんて誰も判断つきませんよね。
役者やモデルをスカウトする場合は、当然ながら体全体のスタイルもチェックしています。
顔と身長、足の長さ。この辺は芸能事務所のスカウトマンはしっかりと見ています。
なので、もしスカウトをされたいと言う気持ちが少しでもあるのなら、体のラインが見えにくいダボダボの服を着て、スカウト待つのは無謀といえます。
③これからの可能性があるか
可能性とか言われると、一見何のことかわかんないでしょうが、一言で言うとあか抜けてないということです。
芸能事務所のスカウトマンが見てるのは、これから化けるという人材を探しているのです。
なので、メイクバッチリ、ピアスやネックレスなど装飾品バッチリなどという、出来上がった感じの姿をしていると声をかけられる可能性は激減するでしょう。
メイクや衣装は事務所の方でしっかりとケアしてくれます。
それよりも今後の伸びしろがあるか?というところが重要なのです。
スカウトされたいと言う気持ちが1ミリでもあるのなら、最低限のおしゃれで出かけましょう。
スカウト後の面接で歯並びが悪いと落とされる?
街中で芸能事務所にスカウトされたと言って、そのまま事務所所属のタレントになれるとは限りません。
街中で声をかけられた後、次は芸能事務所に行って面接を受けるという関門が待っています。
スカウトマンはあくまでも可能性がある子に声をかけるだけであって、所属させる権限は持ってないんですよね。
なので、スカウトされた後、事務所に赴いて採用権限のある担当者に面接をされるという流れになるんですね。
では、この面接で歯並びは重要視されるのでしょうか?
答えは関係ないですね。
というのは、歯並びの悪さは何とでもなるからです。
今売れているタレントでもかつては歯並びが非常に悪かった人なんて星の数ほどいます。
元AKBの指原莉乃さんなんて歯科矯正をしたことをSNSで公言してますし。
歯並びはスカウトに影響しない。でも?
芸能事務所にスカウトされるかどうかは歯並びの良し悪しで決まるものではありません。
ただ、その先のお話となると、歯並びは良いに越した事はありません。
芸能事務所にスカウトされて、はじめての仕事はおそらくCMオーディションになると思います。
CMは有名タレントだけがやるものではありません。
多くのCMキャスティング会社は「こんどこういうCMがあるのですが、年齢はいくつで〜女性で〜みたいな感じで各事務所に声をかけます。
そしてそのオーディションから出演者を決めることが多いんです。
その際、オーディションの合否を決めるのは、CMディレクターだったりクライアントの宣伝担当者だったりします。
この人たちが、この子は歯並びが悪いからやめておこうと考えるのは、決して珍しいことではありません。
特にものを食べるとか歯を見せなければならないような食品関係のCMとなると、どうしても歯並びの悪い子は敬遠されてしまいます。
「この子他はいいんだけどなぁ。歯だけ矯正してくんないかなぁ」と、仮に思ってくれたとしても、CM撮影までには当然間に合いませんよね。
やはり、歯並びは良い方がお仕事が決まる可能性にも影響するんですよね。
タレントで売れてから矯正すると起こる弊害
10代の頃は「この子は八重歯が可愛いんだよね」なんて感じで芸能活動ができていても、大人になるとやはりそこは弊害に。
- 食品関係のCMが来ない
- 大きく口を開けられないので食レポがいまいち
- お芝居をしてもドアップのカットで歯のガチャガチャが気になって仕方がない
なんていうことで、歯科矯正にする人も多くいます。
歯科矯正は整形手術と違ってあまりイメージを悪くすることがありませんので、有名になったからといって、歯科矯正をするのは全く問題ありません。
ただ1つ問題があって、矯正中は話し方がおかしくなってしまうと言う難点があります。
これまではすらすらしゃべれていたのに、強制中はスムーズに声を発することができなかったりすることも。
静止画だけのモデルをやる場合は問題ないでしょうが、言葉を発する必要がある。俳優やバラエティータレントをやりながらの歯科矯正はできれば避けたほうがいいかもしれませんね。
まとめ:スカウトに歯並びは関係ないけど歯科矯正は早ければ早い方が良い
歯並びが悪いからといってスカウトされないことはないです。
芸能事務所としても「歯並びよりも他に光るもの」を重要視しているからです。
歯並びは目や鼻などの整形手術をするのと違い、タレントイメージをダウンする恐れがないので、全然問題視しません。
ただ、言葉を発する仕事である俳優やバラエティタレントになってから歯科矯正すると、お仕事に悪影響を受けます。
なので、歯科矯正は早ければ早い方がよいでしょう。
ちなみに小学生や中学生でもCMが決まれば1本で数十万円のギャラが手に入ります。
歯科矯正の代金もそんなに悪い投資ではないでしょうね。
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