渋谷区にある某大手芸能事務所で15年間芸能マネージャーをしていたコーイチです。
お子さんを見て「芸能界に向いているのでは?」と感じ、スカウトの可能性を調べる親御さんは少なくありません。
また、自分自身が「スカウトされたい!」と思っている方もいるでしょう。
実際、今テレビで活躍している芸能人の中には「街で声をかけられたこと」がきっかけになった人が多いという事実があります。
この記事では、元マネージャーの視点から “東京でスカウトされやすい場所ベスト3” をご紹介します。
さらに「どんな顔が声をかけられやすいのか?」という傾向や、スカウトされなくても芸能界に入るための方法についてもお伝えします。
東京でスカウトされやすい場所ベスト3は?
「東京でスカウトされるなら、どこ行けばいいの?」って気になりますよね。
実はスカウトマンがよくいる場所って、“修学旅行の定番スポット”だったりするんです。
なぜかっていうと、全国から“光る原石”が自然に集まる場所だから。
スカウトマンも仕事だから効率を求めるのは仕方がありません。
ということで、15年芸能マネージャーしてきた私が、
実際にスカウトマンが “ガチで張ってる” スポットTOP3
をご紹介します。
スカウトのメッカ原宿・竹下通りからラフォーレ前まで

言わずと知れたスカウトの聖地、それが原宿です。
「あ、やっぱり原宿か…」と思ったあなた、この記事では「原宿スカウトの具体的な場所」を教えます。
実は「原宿駅の竹下口から100mほど行った所〜明治通りのあたり」までが、スカウトマンが張っているエリアです。
吉野家がある竹下口の入り口付近は記念写真を撮る人が多く、どうしても混雑しがち。
なので、竹下口から100mほど中に行ったあたりからスカウトしようとする傾向があります。
さらに、明治通りから100mほど歩いた「ラフォーレ前」もスカウト常駐地帯。
ガードレールを背中にして首を右↔︎左に動かしている人はほぼスカウトマンで間違いありません。
ちなみに、じーっとスマホを見てる人はスカウトマンではないでしょう。
なぜなら、スマホを見ている間に原石を見逃してしまう可能性があるからです。
JR舞浜駅から東京ディズニーランド入場ゲートまで
「え、ディズニランドーでスカウトされるの!?」って思うかもしれませんが、されるんです。
実は舞浜駅〜入場ゲートまでの通りがスカウトポイント。
ディズニーランドは修学旅行はもちろん、夏休みなどに全国から人が小中高生が集まるからです。
本当は園内で声かけたいけれど、それはさすがにディズニー側から怒られちゃいます。
なので、公道である舞浜駅から入場ゲートまでで声を掛けるんです。
特にスカウトマンが多いのが「都民の日」とか「埼玉県民の日」みたいな、学生が平日に堂々と遊べる日。
こういった日はかなりの確率でスカウトマンが張ってるでしょう。
東京スカイツリーから浅草雷門まで
かつては東京タワーでのスカウトが多かったのですが、最近では東京スカイツリー付近にシフトしています。
ここも、料金を取られる入場ゲートまでがスカウトされやすい場所です。
家族やカップルが多いスカイツリー観光なのに、1人で立っている人を見たら「この人スカウトマンかも?」と疑ってもいいかも。
また、スカイツリーに行った場合、浅草寺にも行ってみるというケースが多いので、雷門付近でもスカウトマンが張っている可能性は高いでしょう。
おまけ:芸能事務所と最寄駅の間
おまけの情報として、「芸能事務所とその最寄駅の間」という情報もお教えします。
この場所にスカウトマンが張っている可能性はほぼ0です。
でも、この地域は事務所のマネージャーがひっきりなしに通る道。
マネージャーもスカウトすることもあるので、狙っている事務所付近をウロウロするのも一つの手だったりします。
スカウトされる確率は?
ただ、絶対に覚えておいてほしいのは、スカウトされる確率って【めちゃくちゃ低い】です
この記事で紹介した場所に行っても必ずしも声がかかるわけではありません。
1日中張り付いていても「誰にも声をかけなかった」なんていうスカウトマンは当たり前。
1ヶ月間ずーっとスカウトしていても数人にしか声を掛けなかった、なんて日常茶飯事です。
実力で芸能界で成功したい!と考えてるなら「俳優養成所」も一つの手
実際、現役で活躍している人の中には、スカウトではなく養成所から成功した人も少なくありません。
ぶっちゃけ、“スカウトされるのは極めてレア”なケースです。
クラスや学校で一番ではなく、市町村レベルで一番かわいい、かっこいい人だけがスカウトされるんです。
でも、スカウトされなくても諦める必要はありません。
俳優養成所から、全国区になることは可能ですよ。
地方ではスカウトされない?
芸能界のスカウトはやはり東京が中心。
北関東辺りにに住んでいる場合なら、数時間電車に乗れば原宿や舞浜にいけます。
でも、北海道や九州、関西などに住んでいる場合だとなかなか行けないですよね。
とはいえ、最近の芸能事務所は地方にスカウトマンを常駐させていることもあります。
例えばスターダストプロモーションなんかは大阪や名古屋、福岡に沖縄などに営業所を持っていて、そこをベースにスカウト活動をしているんです。
また、タレントのスカウトって「専門のスカウトマン」だけが行うものではありません。
事務所の社員なら、良い人材に声を掛けてスカウトすることは可能なんです。
なので、マネージャーが担当タレントの地方ロケや地方公演時にスカウトをすることもあります。
【20代で芸能界に入った人でも主演女優になれます】芸能界入りが遅いけど売れてる3人の記事にも書きましたが、松本若菜さんは鳥取での仕事に来た女優の奈美悦子さんに声を掛けられたケースがあります。
なので、地方だからといってスカウトされないことはありません。
ただし、地方でスカウトされる確率は非常に数少ないことは覚えておいてくださいね。
スカウトされやすい顔はどんな顔?
次に「どんな顔がスカウトされやすいの?」という話。
結論から言うと、これが正解!っていう顔はないんです。
なぜなら、スカウトマンにも事務所にも、それぞれタイプがあるから。
透明感を求めたり、健康さを求めたりと各事務所によって求める顔が違うんです。
だから、ある人には刺さるけど別の人にはスルーされるって普通にある話なんです。
でも、ほとんどのスカウトマンが共通して見てるのが“目力(めぢから)”。
「ん?今の子なんか気になる…」って思わせるのは、たいてい目が印象的な子なんです。
スカウトマンって、毎日のように人通りの多いところに立ってて、ひたすら人を見てるのが仕事。
でも、通行人全員をじっくり見るなんて無理なお話。
なので、感覚的には雑誌をパラパラ〜って流し読みする感じなんです。
その“流し読み”の中で、「おっ?」っと引っかかるのが、目にパワーがある子なんですよね。
で、「ちょっと気になるな」って思ったら、そこから肌とか雰囲気とか体型とかを見て、声をかけるか決めているんです。
だから逆に言えば、目に力がなかったら最初のフィルターにすら引っかからないってこと。
つまり、“目力”って第一関門突破のキーってことなんです。
顔の輪郭とかスタイルって、成長すれば変わります。
でも、目って意外と変わらないパーツで、小さい頃の写真を見ても「今と同じ目してる〜」ってなったりしますよね。
スカウトされる子って、そういう“変わらない目”に何かを感じさせる強さがあるんです。
なのでスカウトされるにはサングラスは絶対にNG!
目が隠れてたら、どんなに目力があったとしてもスカウトの目には止まりません。
マスクをしている場合でも声は掛けられません。
どんなに目に力があって、吸い込まれるような目をしていたとしても、口元が見えないとスルーせざるを得ないんです。
だって、目にとても良い強い印象を持ったとしても、歯並びがガチャガチャだったりするとスカウト対象外だったりするからです。
スカウトマンもイチかバチかで声を掛けるリスクはとりません。
歯列矯正を公言している元AKBの指原さんですが、写真を見比べてみると明らかに印象が違うんですね。
AKBのオーディションでは「なんか面白そうなやつだ」と合格を勝ち取った彼女ですが、さすがにこの歯並びでは声を掛けるスカウトマンはいないでしょう。
歯並びの良し悪しは「清潔感」に直結します。
もし、歯並びに自信がないなら早いうちに矯正することをおススメします。
芸能界とは関係なく、これからの人生を生きていく上で清潔感を持たれるに越したことはないからです。
歯列矯正に興味がある方はどうぞ。
女優を目指すなら歯列矯正も武器になる!おすすめ矯正3選を比較!
マネージャー目線から伝える「スカウトされるための注意点」
「どうしたらスカウトされやすくなりますか?」ってよく聞かれるんですけど、実際に芸能事務所でマネージャーをやってた立場から超リアルなポイントを伝えます。
スカウトされやすい服装は?
ぶっちゃけ「これを着ればスカウトされやすい!」って服はありません。
学校の制服が可愛いからといってスカウトされやすい訳でもなく、逆に田舎っぽい制服でも声を掛けられる可能性はあります。
でも、“体型がある程度わかること”は大事です。
ダボダボすぎる服もNG。体のラインがまったくわからないと、スカウトマンも判断しにくいものです。
とはいえスタイルが分かりやすいピチピチの服を着る必要はまったくありませんよ。
スカウトされる時間はいつ頃?
スカウトは平日の15時以降、土日祝は昼前あたりから始まります。
ただ、日が落ちて暗くなり始めた場合も声を掛けることはありません。
だって、ハッキリ顔が見えなくなるからです。
暗い時間帯でも声を掛けてくるスカウトマンは、水商売系のスカウトマンで間違いないでしょう。
まともなスカウトマンには「声を掛けない場所」がある
実は、電車の中やカフェの中では、まともなスカウトマンは絶対に声をかけません。
理由はシンプル。
たとえば電車内で声をかけると、周囲の乗客に会話の内容を聞かれてしまうんです。
いきなりそんな状況になったら、びっくりするし迷惑ですよね。
カフェの中も同様。
店内はお店の私有地なので、勝手にスカウト行為をしたら営業妨害になってしまいます。
では、電車やお店の中でスカウト対象を見つけたらどうするか?というと…
電車で「この子いいな」と思ったら → 降りたあとに駅前で声をかける
カフェで見かけたら → お店の外で出てくるのを待って、路上で声をかける
このように、相手の迷惑にならない場所とタイミングを選ぶのが、ちゃんとしたスカウトマンの行動です。
なのでスカウトされたいなら外を歩くのが一番です。
本物のスカウトマンは背後から声を掛ける
え、どういうこと?って思いますよね。
やっぱり真正面からすれ違いざまに声かけてくる人って、ちょっと怖いし怪しく感じるものなのです。
自分の進行方向から声を掛けられたら人は身構えてしまうものです。
まともなスカウトマンは、怖がらせないように後ろから歩いてきて「すみません〜ちょっとお時間良いですか?」って声をかけてくるものです。
スカウトで声を掛けられた=即所属ではない
ここ、めちゃくちゃ勘違いされやすいポイントです。
スカウトマンは「この子、可能性があるな」と思って声をかけてるだけで、所属の決定権はほとんどないのが現実なんです。
スカウトした後、芸能事務所の担当者との面接を経て所属ができるかが決まります。
「なんだよ!それなら最初から声かけんなよ!」って思うかもだけど、芸能界は“可能性の世界”だから…ちょっと厳しいのもリアルなのです。
まとめ
東京でスカウトされやすい場所ベスト3は
- 原宿・竹下通り
- 東京ディズニーランド
- 東京スカイツリーから浅草雷門
の3ケ所です。
これらの場所は、修学旅行生などで全国から人が集まる場所なので、スカウトマンも張り込んでる可能性が高いです。
「スカウトされてみたいかも…」という人は、まずはこのあたりを軽く散歩してみるのもアリです。
そして、スカウトされる人には共通する大事なポイントは
目力があること
清潔感があること
事務所やスカウトマンごとに好みや傾向は違いますが、この2つは共通して求められるポイントです。
スカウトされるタイミングは人それぞれ。
スカウトされる確率は残念ながら低いと言わざるを得ません。
誰にも声を掛けない日が普通にあるのがスカウトマンの1日です。
だからスカウトされなかったからといって芸能界を諦める必要はないんじゃないかと思うんです。
今、芸能界で活躍している人の半分はスカウトがきっかけです。
でも、もう半分は自分の力で切り拓いた人です。
元マネージャー個人の考えとしては、スカウトされるために街をウロウロするよりも自分から動いた方が芸能界への道は近いと思ってしまうのです…。



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