芸能マネージャーを15年務めた「コーイチ」です。
現在はマネージャー業を辞め、日本海側の海の見える場所に移住し、魚釣り、SUP、サウナを楽しむ日々です。
渋谷区の某大手芸能事務所で、数々のバラエティタレント・女優をマネージメントしてきた経験があります。これから「芸能マネージャーになりたい!」「芸能界ってどんな感じ?」と思うあなたに向けてリアルなマネージャー情報をご紹介します。
マネージャーになった経緯
実は私が本当にやりたかった仕事って「テレビマン」だったんです。
ディレクターになって面白い番組、特にバラエティ番組を作って視聴者を爆笑させることが夢だったんですね。
で、一生懸命面接の練習をして、大学のOBを訪問したりして就活に勤しんだんです。
でも、結局うまくいかなかったんです。
日本テレビなんかは4次面接くらいで落ちちゃって。
次の面接に進めないと分かった次の日のフジテレビの面接はガタガタ。
結局どこにも受かりませんでした。
さらに番組制作会社も受けましたが結局ダメ…。「なんでこんなにダメなんだろう…」と泣いてました。そんな時大学の就職課で某大手芸能事務所の採用募集が目に入ったのです。
番組の作り手になりたかった自分にとって、芸能マネージャーは全く考えもしていませんでした。
でもこの時「あれ?タレント側から番組作りってできるんじゃ?」と思い採用試験を受けることに。
結果、あれよあれよという間に内定。
行きたかった日本テレビやフジテレビなど各テレビ局に出入りするのはなんだか不思議な感覚でした。
でも、当時はまだ芸能界の悪しき?習慣が残っていた時代。
- 収録中にADさんがディレクターからドロップキックされたり
- スタジオでプロデューサーがバニーガール姿の女性にお酌させてたり
- 番組の忘年会のじゃんけん大会の優勝商品が現金100万円だったり
当然私も上司や先輩から鉄拳をくらったこともありました。
また、連絡ミスのせいでタレントの仕事に穴を開け、朝イチの床屋で丸坊主になったり。
アメリカの空港では滞在期間を聞かれ「a year」と「お前、ビザなしで1年も滞在する気か?」と
別室に拘束される、
こんなマネージャー生活を過ごしながらコツコツと勤め続けた結果、
- レギュラー番組7本、CM契約5本の女性バラエティタレント
- 一年で3本の連ドラレギュラー出演した男性俳優
を育てることができました。
そんな経歴をもつ私が、これから
- 芸能人になりたい
- マネージャーになりたい
という方に、現役マネージャーでは書けない情報を書いていきます。