- 芸能マネージャーって一体どんな1日を過ごしてるの?
- どんな仕事をしているの?
- やっぱり相当きつい仕事なの?
芸能マネージャーの仕事ってなかなか想像しづらいですよね。手帳を小脇に抱えて収録を見ている、みたいなイメージだと思います。でも、マネージャーの仕事の全容ってなかなかわからないものです。
そこで、この記事では
- 俳優担当になってドラマ撮影をしてい時の現場マネージャー
- バラエティタレント担当になった現場マネージャー
- 現場マネージャーの上司であるチーフマネージャー
がどういった1日を過ごしているのかを具体的な事例を入れてご紹介します。
私は15年間、渋谷区の大手芸能事務所でマネージャーとして働いてきました。最初は現場マネージャーとしてドラマやバラエティ、両方の現場を経験してきました。
この記事を読めば、ドラマ撮影とバラエティ収録でどんなことをしているか理解できると思いますよ。
芸能マネージャーになりたい!という場合にはかなりお役に立てるはず。
俳優担当の芸能マネージャーの1日の仕事内容は?
まず、ドラマの主役を張る女優さんの担当となった現場マネージャーの1日を時系列的にご紹介します。
新人マネージャーはまず有名タレントの現場マネージャーになって仕事を覚えていくので、結構な確率でいきなり大物・有名俳優の担当になることも珍しくありません。
もし、俳優の担当になったらこんな1日が待っています。
時刻 | マネージャーの行動 |
5:00 | タレントの自宅マンション前に到着。タレントが車に乗り込む。「おはようございます!」と元気に挨拶し、東名高速道路で緑山スタジオへ向かう。 |
6:00 | 緑山スタジオ到着。タレントは着替え、メイクへ。マネージャーは当日の割本(わりぼん)を確認し、シーンやセリフ変更がないかチェック。
※割本(わりぼん)…台本とは別に当日撮影するシーンの変更点やカット割が書いてある簡易的な台本のこと |
8:00 | 撮影開始。マネージャーはスタジオ内にあるモニターで、担当タレントの髪や衣装に乱れがないかチェック。タレントにいつ何を頼まれても対応できるように、ティッシュ、ミネラルウォーター、手鏡などが入った現場バッグを常に身につけている。
途中、チーフマネージャーから電話で新しく入った仕事などの指示を受ける。また、先日撮影した雑誌の写真のポジチェックをする。 |
12:00 | 午前中の撮影終了。タレントと共にスタジオ内の食堂で昼食。 |
13:00 | 撮影再開。撮影の合間にこの後行くロケ場所の地図を確認。 |
17:00 | スタジオ内での撮影終了。ナイトシーン撮影のため都内へ移動。タレントを後部座席に乗せて緑山スタジオを出発。 |
18:30 | 青山のロケ場所に到着。タレントはロケバス内でメイク直し。この間に最寄りのトイレの場所などを確認。そしてスタッフから渡されたロケ弁を速攻でかき込む。途中、担当タレントのSNSをチェックする。 |
20:00 | ロケ開始。夜は冷えるためタレント用に用意してあるダウンジャケットを持ちながら撮影を見守る。カットがかかる度にタレントにダウンを掛けてあげる。 |
23:00 | ロケ終了。タレントの着替えが終わり次第、自宅へ送り届ける。移動中、チーフマネージャーから伝えられた新しい仕事の内容などを説明する。タレント宅マンション到着時、明日の迎え時間を伝え「お疲れ様でした!」と元気に挨拶で本日は終了。この日は終わり時間が遅く、翌日も早いため事務所に寄らず直帰する。 さすがに真夜中の東京の道はスカスカ。タレントを乗せた運転とは別人のようにアクセルを踏んで帰宅。シャワーを浴びて、朝4時のアラームをセットして就寝。 |
翌朝4:00 | まだ外は暗い中起床。簡単に身支度を済ませ駐車場へ向かう。 |
バラエティタレントの芸能マネージャーの1日はこんな仕事内容
次にバラエティによく出るタレントの現場マネージャーの1日をご紹介します。
バラエティタレントは1日で違う仕事を複数することも多いので、頭の切り替えが重要だったりします。
9:30 タレントの自宅マンション前に到着。タレントを乗せ、汐留のテレビ局へ。
10:00 テレビ局到着。駐車場から局内へ移動。テレビ局内はセキュリティのため入構ゲートが多い。入構証を当てゲートや扉を開けるため、マネージャーは常にタレントの前を歩く。
楽屋に入りタレントは衣装へ着替え、メイクへ。
この間に番組スタッフへ挨拶や打ち合わせ時間を調整。
12:00 生放送開始。番組開始10分程度はスタジオ内で担当タレントの様子をチェック。出演者が面白いことを言ったら、全力で手を叩きそして笑う。
その後、スタイリストと共に楽屋へ戻り、オンエアをチェックしながらロケ弁を食べる。途中、新しく入った番組の衣装についてスタイリストと打ち合わせ。
14:00 生放送終了。スタジオの外でタレントを出迎える。楽屋に戻りタレントは着替え。マネージャーはプロデューサーたちと立ち話という営業活動。
次の仕事まで空き時間があるので、タレントの希望で近くにあるゴルフ用品店へ。タレントがクラブを物色している間にも、新しく入った仕事のスケジュール調整のため店の外で電話する。
16:00 途中、タレントの奢りでスタバのコーヒーを購入したりして赤坂のテレビ局へ到着。駐車場からエレベーターに乗りタレントクロークへ。
先ほどの生放送で一緒だったスタイリストに再度合流。この日は2度目に会うので挨拶は「お疲れ様です」
タレント、スタイリストと共に用意された弁当を食べながら雑談。途中、ディレクターが楽屋に訪れて簡単な打ち合わせ。
17:00 番組収録開始。楽屋でスタジオの様子を見ながら、翌日の新幹線の時間やチケット、宿泊ホテルを確認。
19:00 収録終了。担当のタレントは仕事が終わるとすぐに帰る傾向があるので、事前に楽屋の掃除を完璧にしておく。私服に着替えたタレントはすぐに楽屋を出る。駐車場に向かう時に出会う時と出会う人に元気よく「お疲れ様でした!またお願いします!」と挨拶をする。
帰りの車内でタレントから「今日どうだった?」と感想を聞かれる。「⚪︎⚪︎さんからの返し、バカウケでしたね」と言うと「そう?」とまんざらでもない返事が返ってくる。これから同業タレントと飲みに行くとのことで、西麻布の交差点あたりで降ろす。明日の迎えの時間を伝え、タレントとバレる。
※バレる…離れるという業界用語
20:00 事務所に返って、精算書の提出や日報書きなどのデスクワーク。21:00に終わったので他事務所のマネージャーと合流し夕食。新番組の情報交換などをして23時でお開き。翌日のスケジュールを再度確認して眠りにつく。
チーフマネージャーの1日はどんな感じ?
現場マネージャーとして何年か勤めた後、タレントの信頼が高ければチーフマネージャーに昇格するようになります。
数人のタレントと数人の現場マネージャーを束ねる立場になり、1日中タレントにベッタリくっつくことはなくなります。
- CM撮影
- 番組の初回収録
- 映画の舞台挨拶
このような大事な時は現場に行きますが、チーフマネージャーは基本的に現場には行きません。
営業や打ち合わせといった仕事がメインとなります。
では、実際チーフマネージャーってどういう1日を過ごすのか?といえばこんな感じになります。
10:30 事務所に出社。メールや昨日の視聴率をチェックする。担当タレントが出ている番組の視聴率を見て一喜一憂する。
12:00 同僚チーフマネージャーと近所でランチ。テレビ局の人事異動の情報交換などをする
13:00 テレビ局へ営業に行く。制作局や編成局を回り、挨拶しつつ担当タレントのアピール
16:00 帰社。自分の所属チームのマネージャーらと戦略会議。各マネージャーからタレントたちの状況を確認する。
18:00 来ていた数軒の仕事依頼の返事をする。スケジュール、オンエアを確認し仕事を受ける、断る電話を入れる。
20:00 六本木でテレビ局のプロデューサーと会食。これから間違いなく売れるタレントの情報を渡したり、テレビ局の人事について探りを入れる。酔いながらもしっかりと脳に記憶する。
23:00 帰宅
芸能マネージャー(現場MG)の仕事内容は?
現場マネージャーの仕事は一言でいって「タレントにべったり」というもの。いかにタレントさんが気持ちよく自分の仕事に集中できるかサポートするのが現場マネージャーの一番の任務です。
現場マネージャーはほぼ一日タレントにくっついて仕事をします。ぶっちゃけ、肉親や恋人よりもタレントと一緒にいる時間が長くなるでしょう。
車でタレントの送迎
芸能マネージャーとしての第一歩。現場マネージャーはまず車の運転から始まります。タレントの自宅まで迎えに行き、テレビ局やスタジオなどにタレントを送り届けます。
タレントには入り時間というものがあり、その時間通りに目的地まで運転しなければなりません。遅刻はもちろん現金ですが、逆に早すぎても(もっと向かいの時間遅くしてもいいんじゃない?)とタレントの機嫌を損ねてしまうので注意。
タレントの送迎で最も大事な事は安心安全な運転。後部座席に乗っているタレントが安心して居眠りができる位になる必要があります。
ただタレントの中には車の運転に厳しい人もいて、普通に運転してるだけではダメな場合もあります。例えば、信号待ちなどで停車する際に、いつ止まったかわからない位スムーズに停止させることを要求するタレントもいたりします。
最後に停車するときに、ガクンとなるのも許さない。タレントも現場マネージャーの運転は、はっきり言って、その辺のタクシー運転手より上手になる必要があります。
タレントの誘導
基本的にマネージャーはタレントの先を歩きます。マネージャーの大切な役目はタレントに自分の仕事に集中してもらうこと。そのため、移動等は全てマネージャーが誘導しなければなりません。
何度も訪れているテレビ局やスタジオなら別ですが、初めて行ったロケ場所ではトイレなどがどこにあるかは全てマネージャーが把握しておかなければなりません。
トイレに行きたいとタレントに言われれば、「ここを右に曲がったところです」と即答できるように常に考えておかなければなりません。
スタイリスト・メイクとのスケジュール合わせ
タレントにはスタイリストがついていることが多々あります。
ドラマや映画は役にあった衣装が必要になるので、制作側が用意した衣装を着ますが、バラエティー番組や情報番組では、事務所側で衣装を用意しなければなりません。毎回毎回同じ服でテレビ出演はおかしいですもんね。
そのため各タレントにはお抱えのスタイリストがいます。スケジュールの都合で仕事をお願いできないスタイリストもいたりするので、常時2、3人のスタイリストを用意しています。
その際、スタイリストに衣装を発注するのが現場マネージャーの仕事。何月何日にどこでこういう番組があるので、スタイリングをお願いします、こういうすり合わせをスタイリストとします。
番組によってはこういうテイストの衣装を用意してほしいと言う希望もあったりするので、これを正確にスタイリストに伝えなければなりません。
フォーマルな衣装でお願いしますと言う番組を、カジュアルな衣装を発注してしまうと、自分のタレントは相当恥を書くことになります。そうならないためにも、スタイリストとの綿密なコミニケーションは現場マネージャーに求められます。
また、特に女優さんでは多いのですが、専属のメイクさんもつけることがあります。若手タレントや男性タレントは多くが番組側が用意してくれたメイクさんにヘアメイクをお願いするんですが、ある程度有名になった女優さんはほぼ専属のメイクさんを使います。
メイクさんとスタイリストさんは、基本的にタレントを良い所するのが上手。技技術はもちろんですが、タレントを持ち上げるコミュニケーション能力も高いので、スタイリストやメイクと仲良くするのも現場マネージャーにとって重要な仕事です。
ここで下手をすると、スタイリストやメイクからタレントに陰口を言われてしまい、タレントとの関係に悪影響を及ぼすことも…。
SNSのチェック
タレントのXやInstagramをチェックするのもマネージャーの大切な仕事。SNSでとんでもない文章や写真を上げてしまい、炎上することを防ぐのが目的です。
中には、タレントが直接SNSをアップするのではなく、一度文章や写真をマネージャーに送信して、マネージャーのチェック後にアップする場合もあります。
アップする内容のチェックはもちろんのこと、文章の微妙な言い回しなども細かくチェックする必要があります。
例えば、清純派で売っている女優が汚い言葉で文章を書いてアップしてしまうと、それだけでイメージダウンに直結しちゃうんです。
また、写真のチェックはさらに細かくする必要があります。一見何でもない写真であったとしても、そこから住所がばれたり、写っていけないものが写ってたりなどと言う写真をあげると炎上の元です。
女性タレントが自分の部屋で自撮りをする写真の奥に、男性物の下着が干してあったなんて言う笑えない話はいくらでもあるのです。
現場でのサポート
撮影や収録の際にタレントのサポートをするのもマネージャーの大事な仕事の1つ。屋内で撮影する場合は別ですが、俳優、バラエティータレントとも外でロケをする機会は多いです。
夏場の暑い時期なら、カメラが回ってないときには、日傘をさしてあげたり。冬場は逆に、暖かいダウンコートを常に持って、カメラが止まった瞬間にタレントにかけてあげると言うことも現場マネージャーの仕事です。
タレントにはそれぞれルールがあったりします。例えば、某大物芸人さんはオロナミンCしか飲みません。そのため、この芸人さんについている現場マネージャーは常にバックの中にオロナミンCを2、3本は用意しております。
芸人さんから「おい!」と言われたら、すぐにオロナミンCの栓を抜き、タレントに手渡すあの早技は見ててすごいの一言でした。マジ、痺れました。
ポジ(写真)チェック
テレビや映画は基本的に編集権が制作側にあり、事務所側は口出しすることができません。でも、雑誌や新聞など紙媒体に関しては写真のチェックを行うことができます。
表情が良くない、目の開き方が不自然、アホ毛が目立つ、エラが貼っているように見える、など自分のタレントのイメージを損なう写真を弾く仕事がポジチェックです。
に使って欲しくない写真には罰をつけたり、使ってもいいけども、この部分を修正してと言う指示を相手方に伝えるのも、現場マネージャーの大事な仕事の1つです。
今はパソコンやタブレットなどで1枚1枚チェックできますが、かつては紙に印刷された写真を何十枚も渡されて細かくチェックすると言うとてもきつい仕事でした。
芸能マネージャー(チーフMG)の仕事内容
現場マネージャーとして数年経験を積み、タレントからの信頼を得られるようになると、チーフマネージャーになることができます。
チーフマネージャーになると、現場マネージャーのようにタレントと直接接する機会は大幅に減ります。そのかわり大きな責任を持つことになります。
そしてお給料も激増します。
スケジュール管理&調整
タレントのスケジュールを管理し、調整するのがチーフマネージャーのメインの仕事です。同じ時間帯に2つの仕事を受けてしまうダブルブッキングには細心の注意を払います。
例え収録時間がかぶっていなかったとしても、移動時間を考えると間に合わない場合もあるので、スケジュール管理は丁寧に行います。
また、夏休みや年始などに1週間ほどの休みを欲しがるタレントも多いため、レギュラー番組を持っている場合は上手く調整する必要があります。
スケジュールを埋めるだけ埋めて働かせてしまうマネージャーって、タレントからの信頼を損ねてしまうことも多いのでとても大事な仕事です。
裏被りがないかのチェック
撮影や収録の日時が2つ以上被ってしまうのがダブルブッキングですが、もう一つ注意しなければならないのがオンエアの裏かぶり。同日の同時間帯に2つ以上の番組に出演してしまうのは御法度なのです。
なので、仕事を受ける際には必ずオンエア日時を確認します。収録日時はスケジュールが空いていたとしても、オンエア日時が同時間帯だと断る必要があります。
これってテレビ局側からするとかなり嫌がることなので、ここにも細心の注意が求められるんです。ちなみに私はフジテレビとテレビ東京で裏かぶりをしてしまい、両局を3往復したことがあります汗
ちなみに、帯番組のレギュラーを持っているとさらに縛りがあるんです。例えば日本テレビのお昼の帯番組の月曜レギュラーを持つタレントは、フジテレビの昼の帯番組には出られません。
オンエア日が違う月曜日以外でも出るのは御法度なのであります。
ギャランティの交渉
ギャラはタレント毎に大体相場が決まっています。各テレビ局に出演した場合には、ゴールデン番組一時間でいくら、というように。
ちなみに2時間番組だとギャラは2倍にはならず1.5倍になったりします。なので、基本的にはギャランティの交渉は新規の取引先と仕事をする場合だけになります。
ただ、タレントギャラをいつまでも同じままにする訳にはいきません。担当タレントが売れてきた!というタイミングで、テレビ局側とギャラアップの交渉を行います。
テレビ局側がギャラアップの提示を受けて
- これだけ売れてるんだから仕方ないな
- いやいや、まだまだでしょ?何言ってんの?
というように交渉のタイミング次第ではタレントにマイナスの影響を与えてしまうので大変な仕事です。
新しい仕事を得るための営業活動・接待
タレントの仕事は待っているだけでは入ってきません。テレビ局や映画制作会社、雑誌社などにチーフマネージャーは足を運び営業をしなければなりません。
チーフマネージャーのカバンの中には常に担当タレントの写真付きプロフィールが入っています。
また、営業活動の一環として、例えばプロデューサーなどに接待をかけることもあります。
チーフマネージャーの立場になると、ある程度会社から経費を使うことが認められていますので、六本木や西麻布新橋といった場所で会食をする頻度も多くなります。
一方、大物タレントや今売れに売れているタレントを担当に持つチーフマネージャーは何もしなくて良いかと言えばそうでもありません。確かに仕事は黙っていても舞い込んでくるのですが、全てを受けるわけにはいきません。それに、中にはタレントのイメージとは違う仕事を頼まれたりしますそのため、自分の担当タレントにふさわしい仕事を得るためには、営業活動は欠かせません。
売れっ子タレントのマネージャーの仕事の多くは、実は仕事を断ることだったりするのです。
担当タレントの今後の戦略作成
担当タレントを今後どういう方向性で育てていこうか、という戦略を考えるのもチーフマネージャーの大事な仕事です。タレントの得意なことだったり、秀でている部分を見て今後どういう仕事をしてもらうか?という戦略を考えます。
例えば、とある芸能事務所は1人の女優さんに対して
この映画にこういう役で出演させる⇨その映画でこういうイメージを植え付ける⇨来年の夏ドラマにそのイメージの配役を取る⇨ドラマが終わった後の冬にこういうお菓子のCMを取る
このような先先を見据えた戦略を立てているのを聞いて腰を抜かしましたっけ。
新人タレントの育成
担当タレントが売れっ子だからといって、そのタレントだけを見ていれば良いわけではありません。芸能事務所も営利企業である以上、新しい商品を開発して利益を伸ばしていかなければなりません。
「売れっ子タレントの出演を許可する代わりに無名のタレントも一緒に使ってほしい」というバーターは一般の人も知るところになり、最近あんまり露骨には使われませんがこれと似たこともやるのも新人育成の方法。
「この女優を使いたいならこの子も使って」という高圧的なものではなく、「この子もいい素質があるから将来伸びますよ」といったちゃんとした?営業をするようになっています。
まとめ
- ドラマに出る俳優を担当する現場マネージャー
- バラエティに出るタレントの現場マネージャー
多くの新人マネージャーが担当する2パターンの現場マネージャーの1日をご紹介しました。あなたはイメージできたでしょうか?
「なんか拘束時間が長そう…」「やることいろいろありそう‥」と気後れしちゃうかもしれませんが、実際は面白い仕事です。いろんな人と関わるので知り合いも増えるし(名刺は死ぬほど増えます)、様々な現場に向かうので飽きることがないかもしれませんよ。
家と会社を往復するだけの毎日…という悩みは抱えないと思います。
確かに仕事時間は長いですが、毎日同じ場所で同じ作業をする仕事に比べたらすごく楽しいと思いますよ。
じゃあ、どうすれば芸能マネージャーになれるのか?」それは芸能事務所に就職するのが一番です。次に記事では芸能事務所の面接に通るためにどうすれば?という視点で記事を書いたのでお時間あればぜひ。
コメント