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【入らないほうがいい芸能事務所の見分け方】元マネが教える避けるべき怪しい事務所の特徴

入らない方がいい事務所 タレントになりたい

 

10年以上マネージャーをやっていると、同業他社である芸能事務所のマネージャーともお付き合いをする機会があります。

いわばライバル企業でもあるのですが、一方で一緒に食事やゴルフに行ったりして情報交換をする仲間みたいな側面もあるんです。

 

で、そんな時にお互いの芸能事務所のことをいろいろ話したりするのですが、中には「その会社ヤバいでしょ汗」みたいな事務所もあるんですよね。

 

この記事ではこれから芸能人になりたい!というあなたに向けて、大手芸能事務所で15年間マネージャーをやっていた私が、「絶対に入ってはいけない芸能事務所」はどんなものか?をご紹介します。

 

 

 

 

入らない方がいい芸能事務所はお金を要求してくる

芸能界に憧れて、芸能事務所に入りたいと思っているあなたへ。

まず最初に覚えておいてほしいことがあります。それは、

所属料・登録料・レッスン料・宣材撮影料

これらの名目でお金を請求してくる芸能事務所は、絶対に入ってはいけません。

 

 

なぜなら、まともな芸能事務所はお金を取らないからです。

きちんとした芸能事務所は、タレント志望の人からお金を取ることはありません。

自分で出す必要があるのは、交通費(事務所やレッスン場、オーディション会場まで)くらいです。

それなのに、費用を求めてくる事務所は、ビジネスモデルがすでに破綻しているか、悪質である可能性が高いんです。

 

 

芸能事務所のビジネスモデルを知っておこう

芸能事務所というのは、

タレントを育てて、仕事を取ってきて、そのギャラの一部をもらう。

これが本来の仕組みです。

 

 

例えば、ある程度売れているバラエティタレントが、民放のゴールデンタイムの1時間番組に出ると、出演料は20〜30万円程度。

そのうちの約半分が事務所の取り分になります。

 

つまり、タレントが活躍すれば、自然と事務所も儲かる仕組みなんですね。

なのにお金を取る事務所って、おかしいですよね?

 

そんな利益率の高いビジネスなのに、

  • レッスン料
  • 所属料
  • 宣材撮影料

といった名目でお金を取ってくる……そして、仕事が決まればそのギャラの中からも取る……。

これはもう二重取りです。非常に危険な事務所のサインです。

 

 

残念ながら、所属前からお金を請求してくる芸能事務所は、

「うちでは仕事を取ってくるコネも営業力もありません」

と言っているようなものです。

夢を追いかける気持ちは大切ですが、悪質な事務所に騙されないように、しっかり見極めましょう。

 

 

​​​​芸能「事務所」と芸能「養成所」は違う

「芸能事務所にお金を払うのは絶対ダメ」とお伝えしましたが、

例外的にお金がかかるケースもあります。

それは、芸能・俳優養成所に通う場合です。

 

養成所は「芸能の学校」

たとえば、以下のような大手事務所には養成所があります。

  • 吉本興業(NSC)
  • ワタナベエンターテインメント(ワタナベコメディスクール)
  • 人力舎(スクールJCA)
  • 太田プロ
  • 松竹芸能 

など

これらは芸能事務所が運営してはいますが、あくまで学校としての位置づけ。

だから、入学金や授業料が必要になるんですね。

 

ビジネスモデルがまったく違う

養成所は「授業料で利益を出すビジネス」です。

基本的には、教育事業としての運営になります。

 

もちろん、芸人や俳優になるためのノウハウは学べますし、

中にはダウンタウンのような逸材が現れることも。

もし、そういった人材がいれば、「当たり!」と思いながら事務所として本格的にマネジメントしていくわけです。

 

 

事務所と名乗りながらレッスン料を取る場所は要注意

ちゃんとした芸能事務所は、事務所とは別に学校や養成所を明示的に運営しています。

スカウトなどの新人開発を行う代わりに運営しています。

 

しかし、「芸能事務所」と名乗っているのに、レッスン料や登録料を取る。

こういった場所は、実態は芸能養成所のようなものです。

売り出すことが目的ではなく、授業料で稼ぐのが目的の可能性が高いです。

 

芸能事務所と芸能養成所の違いを知っておくことは、芸能界を目指す上でとても大切です。

あなたが目指しているのが「プロとして芸能活動をすること」であれば、お金を払わせる芸能事務所には、最初から期待しないほうがいいでしょう。

 

 

小さい芸能事務所には入ってはいけない?

「大手と小規模、どちらの芸能事務所がいいの?」と聞かれたら——

やっぱり、基本的には大手の方がおすすめです。

 

なぜなら、大手事務所にはすでに売れているタレントが多く在籍していて、

そこには自然と良質な仕事の情報やオファーが集まってくるからです。

さらに、マネージャーの人数も多く、営業力が強いというのも大きな魅力。

 

でも、小さい事務所=ダメとは限らない

とはいえ、「小さい事務所だから絶対売れない」というわけでもないんです。

事実、今や誰もが知っているような大手事務所だって、最初はみんな小さなスタートでした。

 

実際にあった“小さなスタート”

私が以前働いていた芸能事務所も、今では100名近いタレントが所属し、有名俳優も数多くいますが——

スタート時は、たった1ルーム。

  • 社長
  • 社長の弟分
  • おばちゃん事務員

この3人で始まった事務所が、今では立派な大手になりました。

 

当時のマネージャーたちは、今や役員になって高級マンションに住んでいますが、昔はお給料の支払いが遅れることすらあったそうです。

それでも、みんな夢を持って仕事に取り組んでいたからこそ、ここまで大きくなれたんですね。

 

小さい事務所でも、未来があるところはある

結論としては、小さい芸能事務所だからといって「絶対に入ってはいけない」とは言えません。

でも、見極めが必要です。

ただ規模が小さいだけなのか、それともタレントを食い物にするために小さくやっているのか。

この違いはとても大きいですよ。

 

今は大手となったスターダストプロモーション研音なんかも、最初は所属者も少ない弱小プロダクションから成長しているのです。

 

 

 

入ってはいけない芸能事務所を見分ける方法

では一体どういった芸能事務所が入ってはいけないのでしょうか?

具体的な事例をもとに「こんなところには入っていけない」怪しい芸能事務所の特徴をご紹介します。

 

社長がマネージャー出身以外の事務所には入ってはいけない

入らないほがいい事務所

 

小さい事務所を選ぶ際、一つ気をつけて欲しいことがあります。

それは社長が芸能事務所で働いた経験のあるマネージャーだったかどうかです。

事務所が小さかったとしても、社長にテレビ局や映画会社、雑誌社などとのコネクションがあれば仕事を取って来られる可能性があります。

 

逆にマネージャー経験もない人が社長をやってる芸能事務所は絶対に入ってはいけません。

実は芸能事務所は誰でも作ることができるんです。

認可制でも免許制でもありません。

たとえ、それまでラーメン屋しかやってなくても芸能事務所は作れるのです。

 

会社登記簿の事業内容に「芸能紹介業」と書くだけで芸能事務所は完成なのです。

「タレントにしてあげる」と言って猥褻行為で捕まる事件とかよく聞きますが、あれってまさにこれが原因です。

「私は芸能事務所の社長です。君を売り出してあげるから〜」なんていうパターンなんですよね。

 

もし、小さい芸能事務所から声が掛かった場合には絶対に社長の経歴を聞いてみましょう。

できれば「⚪︎⚪︎事務所で何年間、誰々のマネージャーをやっていた」という事実は絶対に確認しておきましょう。

 

 

スカウトマンの名刺に携帯番号しか書かれていない

スカウトをされると必ず名刺を渡されます。その名刺の電話番号に携帯番号しか書かれていない場合は要注意。

東京03で始まる固定電話の番号が書いていない名刺を出してくる。スカウトマンは正直言って怪しさ満点です。

 

こんな人からスカウトされて名刺を渡されても、絶対に連絡するのはやめておきましょう。

 

 

「今すぐ面接に来てほしい」と言ってくる事務所には入ってはいけない

スカウトする際にその場で今すぐ面接に来て欲しいと言うスカウトマンも絶対についていってはいけません。

 

基本的にスカウトされた場合、一度家に帰ってもらって、親御さんなりに相談してから事務所での面接を受けてもらうことになります。

しかし、その正常な判断をできないうちに面接に連れて行こうとするスカウトマンは絶対に信じてはいけません。

 

 

20代なのにスカウトしてくる事務所には入ってはいけない

現状、タレントのスカウト対象年齢はどんどん若年齢化しています。

正直、大人になったらどんな感じになるのか分からない小学生ばかりです。

中学生になると、よほどの場合ではないとスカウトされなくなります。

 

この理由は「他の事務所にスカウトされちゃうから」です。

良い原石にはたくさんのスカウトが声を掛けてくるもの。

中学生以上で光るものを感じても「すいません、もう事務所に入っています」というケースばかり。

 

そのため、どんどんスカウト対象が若くなるのです。

地方在住の子が修学旅行で東京に来た場合なら中学生・高校生でも声を掛けられる可能性がありますが、基本的に中学生以上だと「ダメ元で」と思われるほどレベルの高い子ではないとなかなか難しいでしょう。

 

なので、20歳以上の大人に声を掛けてくる芸能事務所は怪しいと思った方がよいでしょう。

芸能事務所という仮面を被ったキャバクラなどの可能性は高いですね。

中にはグラビアから始めてA○女優に…というルートを持った芸能事務所もあるのでご注意を。

 

 

事務所の所在地が郊外にある場合も怪しい

入らないほがいい事務所

 

多くの芸能事務所は港区、渋谷区、目黒区などに会社を構えています。

これは取引先であるテレビ局などのマスコミがこの地域に集まっているからです。

日テレ、TBS、テレビ朝日、フジテレビ、テレビ東京などの在京キー局はすべて港区にありますし、NHKも渋谷にあります。

そのため、マネージャーたちが収録や営業に行きやすい場所にオフィスを構えるのです。

 

それなのにも関わらず、足立区とか江戸川区とかに事務所を構えている場合も要注意。

まだ何も実績のない芸能事務所か、芸能事務所のフリをしている他の会社かもしれません。

 

 

地方の芸能事務所はやっぱり仕事がない、のが実情。

地方ローカルのCMなどでも「オーディションは東京で」というケースが多く、ローカルスーパーのチラシモデルみたいなお仕事しかもらえない可能性大です。

 

芸能界に入りたい、有名になりたいと思っているなら東京に行くのがまず第一歩なのは間違いありません。

 

「絶対にスターになれる!」と言ってくる事務所は入ってはいけない

スカウトマンは声を掛ける全ての子に可能性を感じています。「こいつ全然アカンやろ…」と思って声を掛ける人はいません。

しかし、「この子は売れる!」と確信した場合でも絶対に「絶対に君はスターになれる!」と断言できるスカウトマンはいません。

 

芸能界で売れるには素質や努力だけではどうにもなりません。

残念ながら「運」の要素も必要になるんです。それほど不確定要素があるのが芸能界。

絶対に売れる、と断言するスカウトマンは信用してはいけません。

 

 

ホームページがない・製作中の芸能事務所は怪しい

ホームページが存在しない、もしくは製作中という芸能事務所も怪しいです。

 

今の世の中、ホームページなんて真っ先に調べられてしまうのに、そこに注力できていない芸能事務所にはタレントを育てられる能力はない、と言っても過言ではありません。

 

 

お金が一切かからないオススメの事務所は?

所属してもお金が一切かからない芸能事務所としては

  • 吉本興業
  • 研音
  • ホリプロ
  • スターダストプロモーション
  • トップコート
  • フォスター
  • フラーム

このあたりがオススメですね。

これらの事務所に所属すると必要になるお金は交通費くらいで、レッスン料や宣材撮影もすべて事務所持ちです。

そして、所属タレントも有名な方が多く、またマネージメントのノウハウも十分なクリーンな事務所ですね。

所属するためには事務所のホームページに随時オーディション情報が掲載されているのでチェックしてみては。

 

とはいえ、こういったお金のかからない優良芸能事務所には所属するための難易度がメチャクチャ高いです。

よほどのビジュアルを持っているなら話は別ですが、小さいけど優良な芸能事務所や俳優養成所を狙ってみるのがおすすめです。

 

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【管理人プロフィール】

芸能マネージャー向いている人向いていない人

 

はじめまして、元芸能マネージャーのコーイチです。

就職氷河期まっただ中、テレビ局を目指して就活するも全滅…。途方に暮れながらもあきらめきれず、なんとか某大手芸能事務所に拾ってもらいました。

右も左も分からない新人時代は、道を間違えてタレントに怒鳴られたり、深夜にロケ先から呼び出されたり…とにかく必死でした。

でもコツコツと続けるうちに、

  • レギュラー番組7本・CM5本を抱える人気女性タレント

  • 1年で連ドラ3本にレギュラー出演する俳優

などを担当できるようになりました。

現在は芸能事務所を卒業し、夢だった野菜作りに没頭中。畑で土に触れながら、のんびりと第二の人生を楽しんでいます。

このブログでは、芸能界に興味がある方や、マネージャーの仕事に興味がある方に向けて、経験をもとにリアルで役立つ情報をお届けしていきます。どうぞ気軽に読んでくださいね。

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